福井駅前の外資系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」の日本料理店では11日から週末限定のランチが始まり、福井の旬の味覚による食のおもてなしを提供します。

様々な食材が色とりどりの華やかさを演出する「ウィークエンドランチ」。季節感と福井らしさを生かした10品が料理長オリジナルの調理法で提供されるもので、鯉の洗いとふくいサーモンの造りは、福井の地がらしの入った酢味噌で味わいます。

■川島秀成 キャスター
「鯉の素朴な甘みと地がらしのツンとしたアクセントと、味わったことがないような楽しみ方ができますね」

茶碗蒸しは6種のだしを味わう仕掛けです。

■川島秀成 キャスター
「ハマグリのだしが来て、そのあとは複雑な味わいですね。舌の上のさまざまな感覚を使って食べるランチです」

料理長がこだわるのは"福井の食材の掘り起こし"です。

■料理長
「おいしいものをさらにおいしく、さらにもっとおいしくというのが僕らの仕事なのかなと思っているので、斬新な切り口で食べたことのないようなものが出せればと思っている」

同ホテルは3月16日の開業から間もなく2ヶ月。千代間淳支配人はようやく軌道に乗り始めたとしたうえで、今後は特に地元客の利用拡大を目指したいとしています。

■千代間淳支配人
「ほんとに手探り状態での開業だった。2ヶ月経って途中入社の社員も増えて、運営体制は比較にならないほどしっかりしている。集客力を今後ますます強化していく段階に来ている。福井の皆さんにもっともっと驚いてもらえるものを用意したい。胸を張って『ここはね…』と話してもらえるようなホテルになるのが目標です」

県都の新たなランドマークとして誕生したホテルは県民にも愛される仕掛けでおもてなしを続けます。