県内の有効求人倍率 72か月連続トップ 福井労働局「新幹線の県内開業の効果がみられる」
県内の3月の有効求人倍率は1.94倍で前の月と比べて0.05ポイント上昇し、72か月連続で全国トップとなりました。福井労働局は宿泊業など一部の産業で新幹線県内開業の効果がみられたとしています。
新規求人数を産業別にみますと、宿泊業では前の年の同じ月と比べて10%増加し、特に、あわら温泉の旅館や福井駅前のホテルなどで求人が増えました。一方、建設業では去年夏ごろから減少傾向となっています。
福井労働局は県内の雇用失業情勢について、求人が求職を大幅に上回って推移しているものの、物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。