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子どもたちを熱中症から守れ 体育祭の会場を体育館に変更 「涼しくて走りやすい」「応援席があってうれしい」

2024年9月6日 17:03
子どもたちを熱中症から守れ 体育祭の会場を体育館に変更 「涼しくて走りやすい」「応援席があってうれしい」
涼しい体育館は走りやすい(6日福井市セーレン・ドリームアリーナ)

子どもたちを熱中症から守ろうと、福井市内の学校が、体育祭の会場を初めて体育館に変更しました。涼しい室内では、生徒の考案した競技で熱い戦いが繰り広げられました。

記者
「刺すような日差しが照りつけ、温度計では36度と9月と思えない厳しい暑さ 一方でアリーナ内の室温は25度と涼しい それでも生徒たちの体育祭にかける情熱は外の日差しに負けていない」

福井市の県営体育館セーレン・ドリームアリーナで開かれたのは、福井大学教育学部附属義務教育学校の体育祭です。

生徒たちを熱中症から守ろうと、この学校では、創立以来初めて、屋外のグラウンドではなく、室内で体育祭を開催しました。

体育祭実行副実行委員長
「みんなの気持ちと熱量で太陽の熱を再現し、この施設の冷房を壊すくらい熱くなり盛り上げよう」

競技は全て生徒が考案。200個の風船を運ぶ「陣地取りゲーム」や、バトンでなく大きな旗を持って走る「リレー」などで熱い戦いを繰り広げました。

生徒
「風があって涼しい」「走りやすい」「応援席があるのがうれしい」

体育祭実行委員 広報担当
「涼しいというのと、観客席があるから体育祭の雰囲気や盛り上がりがより出ていると思う いちから競技を決めて、体育祭を運営するのが附属らしさだと思っているので、そういうことを大事にしながら、来年も体育祭を作っていきたい」

県営体育館では9月、福井市内の高校と中学校、2校の体育祭も開かれる予定です。

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