吉本新喜劇と中高生たちがコラボレーションです。工大附属福井中学校と福井高校の学校祭で5日、生徒たちが芸人やスタッフと一緒に舞台を作り上げ、プロの表現力や裏方の仕事をじかに学びました。

おなじみのテーマ曲に合わせて登場したのは吉本新喜劇の芸人と生徒たち。

会場には早速笑いが。学校祭の特設ステージで吉本新喜劇のコメディに挑戦したのは、工大附属福井中学校と福井高校の生徒12人と教員たちで、音響や照明などの舞台製作には合わせて57人が携わり、プロの芸人や裏方のスタッフと1時間のステージを作り上げました。

今年5月からオリジナル脚本に取り組んだ生徒たち。

お笑いの絶妙な間やアドリブを大切にしたステージは大成功に終わりました。

劇団員役 高校1年
「めちゃくちゃ緊張した でもやってみるともっとできるぞという感じで結構自信がついた 結果的に大成功を収めたのでよかった」

工大附属福井中学校 吉田伸作教頭
「本番の舞台を肌で感じることで、子どもたちキャリア教育の一環で生きた授業が展開できている」

また舞台袖にはお笑い芸人と同じステージに立つ高校生コンビが。

■高校生コンビ
「芸人さんとは違ったところから攻めて大爆笑させていきたい」「きょう一番笑わせたい」

迎えた本番。

教員たちの特徴をネタにした息の合ったコントで、会場のおよそ1800人の生徒たちを大いに盛り上げました。

このほか吉本興業に所属する芸人たちも駆けつけた学校祭。来年以降も新喜劇のステージ発表に挑戦するということです。