防災グッズに注目集まる 町内会で備蓄の見直しも “自助”への意識高める 能登半島地震
能登半島地震を受けて、福井市内の町内会で災害時の備蓄を見直す動きがあり、中でも携帯トイレや防災バッグに注目が集まっています。(1月26日)
福井市のつくしの地区では、自主防災会が区民に対して回覧板などで「防災バッグ」の備えを呼び掛ける考えです。バッグには寒さから体を守るアルミシートやブランケット、水分を簡単に固めることができる凝固剤が入った携帯トイレなど30点の防災用品が入っています。
■つくしの自主防災会・伊東恒美さん
「携帯トイレと水は特に必要かなと思う。うちも備蓄は備えているけれど、量的・種類的に少ないと思っている」
防災用品を扱う福井市の企業の担当者は災害への備えを見直し、防災グッズを実際に使ってみることも災害時に役立つとしています。
■第一防災 飛田幸平専務
「自助・共助・公助と言われるけれど、自助は自分で3日間生き延びなきゃいけないということで備えたいという人が多くなっている」
この企業では、震災以降町内会や個人からの問い合わせが相次いでいるということです。