県独自の学力調査始まる 小学5年生と中学2年生が対象 解答は“マーク式”に変更 プライバシー配慮で記名せず、二次元コード添付 結果は来月中に各学校へ
小学5年生と中学2年生を対象にした県独自の学力調査が始まりました。今年からマーク式を導入して、より正確な採点につなげます。
県教育委員会が行う学力調査は、県内全ての小学5年生約6200人と中学2年生約6600人を対象に行われるもので、このうち福井市の木田小学校では3日、129人が国語と算数の試験に臨みました。
試験は例年、選択式と記述式の問題構成となっていますが、今年は選択式をマーク式に変え、より正確に採点できるようにした他、解答用紙に受験者の名前は書かず、出席番号を記した二次元コードを貼ってプライバシーを守ります。
試験は4日までで、試験を終えた後には、解答のポイントをまとめた解説動画を見ることができ、児童・生徒たちは学習への理解を深めます。調査結果は1月中に各学校に届けられます。