2号機デブリ取り出し作業中断…25日にも装置の引き出し完了し原因解明へ 福島
東京電力は福島第一原発2号機の燃料デブリの取り出しに作業で使った機械を早ければ25日にも回収を完了させる見通しです。
福島第一原発2号機では、燃料デブリを試験的に取り出す作業が行われていますが、今月17日に取り出し装置の先端につけられたカメラが映らなくなるトラブルが発生し、作業が中断しています。東京電力はトラブルの原因を調査するため23日から機械の回収を始めていて、早ければ、25日にも作業が完了する見通しです。また東京電力は24日、今年度5回目となる処理水の放出について26日から開始すると発表しました。放出量はこれまでと同じおよそ7800トンで順調に進めば来月14日ごろに終わるということです。