2号機燃料デブリ試験的取り出し…早ければ9月23日にも装置を一旦格納容器の外へ 福島
福島第一原発で燃料デブリの取り出しが中断している問題で、東京電力は早ければ9月23日にも装置を原子炉格納容器の外へ戻す作業に入ります。
福島第一原発の2号機では今月10日に燃料デブリの試験的な取り出しが始まりましたが、17日からカメラが映らなくなるトラブルが発生し、作業が中断しています。20日からはカメラの映像信号の調査に入っていますが、現場での復旧は難しいとして早ければ9月23日にも装置を原子炉格納容器の外へ戻す作業に入るということです。作業には4日程度かかりその後、カメラの外観などを詳しく調べるため取り出し作業再開の見通しは立っていません。