処理水を使ったヒラメの試験飼育 3月末で終了・福島

福島第一原発
東京電力は処理水を使ったヒラメなどの飼育試験を3月末で終了すると発表しました。
福島第一原発にたまる処理水の放出に向けて、東京電力は2022年から理解醸成の一環として処理水での海洋生物の飼育試験を続けてきました。
試験ではヒラメやアワビなどを海水と薄めた処理水を入れたそれぞれの水槽で飼育し、生育状況に差がないことなどを確認しました。
東京電力はこれまでの試験で十分なデータが得られたとして3月31日で飼育試験を終え、水槽のライブ配信も終了すると発表しました。
第一原発では2023年から処理水の海への放出が始まり、これまでに海水や魚から異常は確認されていません。
最終更新日:2025年3月27日 9:22