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燃料デブリ取り出し カメラの不具合30日も“解消せず”・福島

2024年9月30日 19:06
燃料デブリ取り出し カメラの不具合30日も“解消せず”・福島

福島第一原発2号機で燃料デブリの取り出しが中断する原因となったカメラの不具合は、30日も解消しておらず、東京電力が引き続き調査を進めています。

福島第一原発2号機で溶け落ちた核燃料・燃料デブリを取り出す装置のカメラが映らなくなったトラブルについて、東京電力は、原子炉格納容器内の非常に高い放射線によってカメラに電気がたまってしまい不具合が起きた可能性があるとしています。

東京電力によりますと、回収したカメラの放電を行ってきましたが、30日電源を入れ直してみたところ、映像は映らず不具合は解消されませんでした。

今後は電源を切ったままにし、10月3日の朝に再度電源を入れ直して確認することにしています。

直らない場合は先端のカメラを交換する方針ですが、作業には1、2週間程度かかる見通しです。

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