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福島第一原発“燃料デブリ”初の試験的な取り出しへ 22日から開始と東京電力が発表・福島

2024年8月19日 17:45
福島第一原発“燃料デブリ”初の試験的な取り出しへ 22日から開始と東京電力が発表・福島
福島中央テレビ

東京電力は福島第一原発の燃料デブリの試験的な取り出しを8月22日から始めると発表しました。

福島第一原発の1号機から3号機には、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」があわせて880トンあるとされ、その取り出し方法について議論が進められています。

この燃料デブリについて、東京電力は19日、今月22日から2号機で初の試験的な取り出しを始めると発表しました。

伸び縮みする“釣りざお”のような機械を原子炉の横から差し込み、先端に取り付けた爪状の器具で、最大3グラムのデブリの採取を目指します。

得られたデータをもとにデブリの最終的な取り出し方法を探ります。

デブリの取り出しはこれまで3度、延期していて当初の予定より3年遅れの実施となります。

東京電力は、順調に進めば2週間以内で作業の完了が見込まれるとしています。

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