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石川・最大震度7、交通にも大きな影響(2日午前11時時点の情報)

2024年1月2日 11:21
石川・最大震度7、交通にも大きな影響(2日午前11時時点の情報)

1日夕方に発生した、石川県を中心とする最大震度7を観測した地震により、交通に大きな影響が出ています。2日午前11時時点の情報です。

まず新幹線です。JR東日本によりますと地震の影響で、北陸新幹線の長野-金沢駅間で運転を見合わせていましたが、富山-金沢駅間で運転が再開しました。長野-富山駅間は現在も運転を見合わせています。午後3時ごろの再開をめどに復旧作業を行っていますが、遅れる可能性もあるということです。

また、上越新幹線の越後湯沢-新潟駅間も運転を見合わせていましたが、午後1時半ごろから下り線で、午後2時半ごろから上り線で運転を再開する予定だということです。また北陸新幹線の東京-長野駅間と、上越新幹線の東京-越後湯沢・ガーラ湯沢駅間では本数を減らし運行していて、上越新幹線の東京-越後湯沢・ガーラ湯沢駅で、上下線合わせて3便の臨時便を運行するということです。

空の便の情報です。国土交通省によりますと、石川県の能登空港は4日まで閉鎖が決まっています。滑走路には深さおよそ10センチ、長さ10メートル以上のひびが4、5か所確認されているということです。

この状況を受け、全日空は2日、石川県の能登空港を発着する全便の欠航が決まっています。

一方、全日空は石川県の小松空港を発着する臨時便が運航を決めました。羽田空港と結ぶ臨時便は2本で、すでに午前9時すぎに羽田を出発した便のほか、午前11時10分小松発の便が運航されます。また福岡空港と結ぶ臨時便は2便、午後3時10分福岡発の便と午後5時5分小松発の便が運航されます。

また日本航空も、羽田-小松間で午後2時25分羽田発の便と、午後4時30分小松発の便の2便の運航を決めています。

高速道路です。日本道路交通情報センターによりますと、北陸道で石川県の加賀インターチェンジから白山インターチェンジ間や、新潟県の柏崎インターチェンジから西山インターチェンジ間などで通行止めが続いています。