外国人観光客に人気の公道を走ることができる「カート」を、無免許の客に貸し出したとして、都内のレンタル業者の責任者が書類送検されたことがわかりました。

捜査関係者によりますと、書類送検された大田区のレンタルカート会社の責任者の男性は、ことし4月、日本で有効な免許を持っていない外国人客に、カートを貸し出した疑いがもたれています。

この客が運転するカートが東京・港区で接触事故を起こし、警視庁が確認したところ、客の国際免許が日本では無効のものだったということです。

任意の調べに男性は、「国際免許のチェックが甘くなっていた」などと容疑を認めているということです。