【速報】ミャンマー情勢で延期のゾウ4頭受け入れ 2024年春に決定 福岡市動物園
福岡市動物園に2024年春、ミャンマーからアジアゾウ4頭がやってきます。高島市長が2日午後2時、福岡市動物園で臨時会見を開き発表しました。
福岡市は2019年に、姉妹都市のヤンゴン市があるミャンマー政府と覚書を交わし、2022年春ごろに4頭を受け入れる予定でした。
しかし、軍事クーデターによる治安情勢や新型コロナの影響で、飼育を学ぶための職員を現地に派遣できず、ゾウの受け入れは延期となっていました。
40年以上飼育されていたアジアゾウのはな子が2017年に死んでから、福岡市動物園にはゾウがいないままでした。
受け入れるのは14歳のオス、12歳のメス、22歳のメス、3歳のメスの計4頭です。22歳と3歳のゾウは親子だということです。
姉妹都市交流とゾウの受け入れを記念して、12月3日にオープンする展望休憩施設は「ヤンゴン館」とすることも発表されました。
福岡市はゾウ舎を拡張して受け入れ態勢を整えてきました。開園70年の節目に、人気者のゾウが再び園にやってきます。