休日や都市部に集中する宿泊客の分散を図る狙いです。平日に、福岡市と北九州市を除く県内に宿泊する場合、1人1泊、最大3000円引きとなるキャンペーンが12月1日から始まりました。

観光キャンペーン、ふくおか平日おトク旅は、休日や都市部に集中する宿泊客の分散化をはかろうと福岡県が企画したものです。

期間は12月1日から来年2月16日までの年末年始を除く平日で、宿泊・旅行代金が20％引き、1人1泊あたり最大で3000円引きとなります。

福岡市と北九州市を除く福岡県内114の宿泊施設が対象で、利用方法は施設や旅行会社によって異なりますが、いずれも予算の上限に達した時点で受け付け終了となります。

福岡県によりますと、おととし福岡県を訪れた観光客の8割が都市部に宿泊していることから、地域経済を活性化させるため、宿泊者を各地に呼び込むことが必要だとしています。

ふくおか平日おトク旅についてまとめました。

福岡県内で平日に利用する宿泊や宿泊付きツアーなどが対象です。ただし、福岡市と北九州市での宿泊は対象外です。

福岡県内、県外に住む人はもちろん、外国人も利用できます。

1人1泊あたり20%オフ、上限金額は1人あたり3000円です。

どれぐらいお得なのか見ていきます。例えば、4人家族で宗像に1泊旅行した場合、1人1泊あたり1万5000円、ちょっと贅沢なお宿に平日宿泊したとしましょう。

1人につき20%オフなので3000円引きで、家族4人分なので1万2000円分の割引きとなります。

割引きが受けられる宿泊施設は県内110か所以上で、割引利用回数や宿泊数の上限はありません。予算が上限に達ししだい終了となります。

登録している宿泊施設での直接予約、登録している旅行会社が販売する商品、じゃらん・楽天トラベルでの予約で割引きが受けられます。