「電柱かカードレールにぶつかったと」自転車の男性をはねた重傷ひき逃げの疑い 会社員を逮捕
福岡市博多区で自転車の男性をはね、顔を骨折する重傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃走したとして、35歳の会社員の男が逮捕されました。
20日、過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、福岡県春日市の会社員、阿比留大樹容疑者(35)です。
警察によりますと、阿比留容疑者は1日、福岡市博多区住吉の信号のない交差点を乗用車で直進中、左側から出てきた自転車をはね、乗っていた20歳のネパール人留学生の男性に大ケガをさせて、そのまま逃走した疑いです。
留学生の男性は、顔の骨を折るなどの重傷です。
事故からおよそ30分後に阿比留容疑者が現場に現れたことで関与が浮上し、その後の防犯カメラの捜査などから逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、阿比留容疑者は「事故の相手が自転車とは思っておらず、電柱かガードレールにぶつかったものと思っていた」と容疑を否認しています。