【被告人質問】死産した赤ちゃんをゴミ箱に捨てた罪に問われた20歳のベトナム人技能実習生「何も考えられなかった」「申し訳ない」 福岡地裁
赤ちゃんの遺体を捨てたとして起訴されたベトナム人技能実習生の女の裁判で、女は謝罪の言葉を述べました。
死体遺棄の罪に問われているのは、ベトナム人技能実習生、グエン・テイ・グエット被告(20)です。
起訴状などによりますと、グエット被告は2024年2月、福岡市博多区の交際相手の自宅で、その日に死産した男の赤ちゃんの遺体をポリ袋に入れ、ゴミ箱に捨てた罪に問われています。
8日、福岡地裁で被告人質問が行われ、グエット被告(20)は検察側から、赤ちゃんの遺体を捨てた理由を問われると「何も考えられなかった。自分も死ぬだろうと思った」と述べました。
その上で「自分のかわいがっていた子どもに、とても申し訳ない」と謝罪の言葉を口にしました。