【対策】女児3人死亡の水難事故を受け 立ち入り禁止の看板など24基を設置 夏休み前にすべての小中学生に冊子を配布へ 福岡・宮若市
女児3人死亡の水難事故を受け
2023年、福岡県宮若市で小学生3人が溺れて死亡した事故を受けて設置された協議会で8日、最後の会合が開かれました。
8日午後、宮若市役所で開かれた水難事故防止対策協議会には、宮若市の塩川秀敏市長や川の管理に携わる国や県の職員など、およそ20人が参加しました。
2023年7月、宮若市の犬鳴川で川遊びをしていた小学6年の女子児童3人が溺れて死亡したことを受け、協議会ではこれまで水難事故を防ぐための取り組みを進めてきました。
8日の会合では、水難への注意を促す看板や立ち入り禁止を知らせる看板など、あわせて24基を市内の川沿いに設置したことが報告されました。
■宮若市・塩川秀敏市長
「二度と大切な子どもたちが川の事故で亡くならないように、皆さんとともに願っています。」
川の危険性や注意点を記したリーフレットも完成し、協議会は夏休み前までに宮若市内すべての小学生と中学生に配布するとしています。