検察「日本刀を首に」「暴力団関係者だとウソで脅迫」複数の従業員に性的暴行など7事件で起訴 元ペットショップ経営の男は起訴内容を否認
自身が経営していたペットショップの複数の従業員への性的暴行など、7つの事件で起訴されている男の裁判です。14日の裁判員裁判で、男は起訴内容を否認しました。
強制性交等致傷や準強制性交等などの罪に問われているのは、福岡県糸島市の元ペットショップ経営、本多道雄被告(66)です。
起訴状などによりますと、自身が経営していたペットショップの複数の従業員に対し、性的暴行を加えたなどとして7つの事件で起訴されています。
このうち、一部はすでに有罪が確定していて、14日は強制性交等致傷などについて裁判員裁判の初公判が福岡地裁で開かれました。
本多被告は「抵抗不能になることはしていません」などと起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で、本多被告が自宅で女性従業員に対し「日本刀を首に当てたり暴力団関係者であるとウソをついたりして脅迫していた」などと指摘しました。一方、弁護側は従業員らとは「親密な関係にあった」などと無罪を主張しました。