この冬「最強クラス」の寒気が流れ込んだ九州北部では雪の峠は越えましたが、福岡市や北九州市で積雪を観測しました。

10日の福岡県は、上空に強い寒気が流れ込みました。この影響で、添田で氷点下7.2℃、朝倉で氷点下5.9℃、行橋で氷点下4.8℃など、すべての観測地点で氷点下となり、この冬の最低気温を更新しました。

また、各地で積雪を観測し、飯塚市で3センチ、北九州市八幡西区で2センチ、福岡市中央区では1センチを記録しました。

佐賀県でも、伊万里市で2センチ、佐賀市で1センチを記録しています。

福岡管区気象台によりますと、10日朝までに大雪の恐れはなくなりましたが、引き続き、積雪や路面の凍結による交通障害などに注意を呼びかけています。