記録的豪雨から9か月・・・大雨の被災地久留米市田主丸町でボランティアが「復興こいのぼり」
去年7月の大雨で大きな被害を受けた福岡県久留米市で被災地を励まそうと、14日、ボランティアが「復興こいのぼり」を掲げました。
「復興こいのぼり」を準備したのはNPO法人「日本九援隊」です。
日本九援隊は、去年7月の記録的な大雨で、甚大な被害を受けた久留米市田主丸町で、住宅や農地に流れ込んだ土砂の撤去などを行っていて、これまでに延べ2000人以上が活動しました。
「復興こいのぼり」は、大雨から9か月が経過し、被災地への関心が薄れるなか、復興支援につなげようと企画されました。
■ボランティア「できた~!」
14日はボランティア20人が設置に参加し、およそ60のこいのぼりが青空の中を泳ぎはじめました。
日本九援隊の肥後孝代表は「空を見上げることで住民の気持ちも上を向いてくれれば」と話しています。
また、こいのぼりが設置されたおよそ1300年の歴史がある森山不動尊では、春季大祭が開かれ、地元の子どもたちなど大勢の人たちが訪れていました。