子どもに多い「溶連菌」およそ4年ぶりに福岡県が警報 インフル・咽頭結膜熱も警報を継続
溶連菌は福岡でおよそ4年ぶりの警報
子どもに多い感染症、溶連菌の感染が広がり、福岡県で今シーズン初めて警報が出されました。溶連菌の警報は2020年2月以来およそ4年ぶりで、県は手洗い、うがいなど感染対策の徹底を呼びかけています。
福岡県によりますと、12月11日から17日までの1週間の定点把握で、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎いわゆる溶連菌の感染者が8.19人と警報基準の8人を上回り、この冬初めて警報が出されました。
溶連菌は発熱やのどの痛みなどがある、子どもに多い感染症です。県は、手洗いやうがいなど基本的な感染対策を呼びかけています。
一方、インフルエンザの感染者は、1医療機関あたり37.82人でした。前の週の0.83倍で4週連続で警報が発表されています。
また、咽頭結膜熱いわゆるプール熱も15週連続で警報が出されています。