【備え】避難所で温かい食事を キッチンカーの団体やスーパーが福岡市と意見交換
福岡市は9日、災害が起きた際の備えについて事業者などと話し合いを行いました。避難所で温かい食事を提供するための態勢について、意見を交わしました。
■高島市長
「冷たい食事、過酷な避難生活を強いられている状況がある。災害関連死を減らすことができないかということを考えているわけです。」
福岡市役所には、キッチンカーを運営する団体やスーパーマーケットを経営する企業などが集まり、災害時に、市内の避難所に「温かい食事」を提供する態勢を作るための話し合いが行われました。
その中で、国からの支援が見込める72時間までの間に、どのように食事を提供できるか福岡市の案が提示されたほか、参加した事業者などからは『イベントを通した市民参加型の訓練』の提案や『アレルギーや離乳食の対応』の重要性などについて意見が出ました。
高島市長は「あらゆる分野で人手不足といわれる中、協力して態勢を構築できれば」と話し、今後も話し合いを継続していくということです。