田川市長の不倫問題 「セクシュアルハラスメントがあった」と女性職員側が主張 第三者委員会の設置も求める 福岡
福岡県田川市の村上卓哉市長の不倫問題で、不倫相手とされた女性職員側が市長からセクシュアルハラスメントがあったと主張しました。女性職員側は、第三者委員会の設置などを求めています。
田川市の村上市長の不倫報道で不倫相手とされた女性職員の代理人弁護士が31日、会見を開きました。
女性職員側は、市長との関係について「市長としての力を私的に乱用し恋愛関係を持ちかけられたもので、セクシュアルハラスメントであった」と主張しました。
この問題は、村上市長が東京出張の際、同行した女性職員と不倫関係にあったと認めたもので、村上市長は残りの任期の報酬を5割カットする議案を提出し、可決されています。
女性職員側は市に対し、執務環境の改善とともに、第三者委員会の設置とハラスメント対策条例案の議会への提出を求めました。
田川市の村上市長は「記者会見の内容を把握してないためコメントを差し控える」としています。