米軍がオスプレイ飛行を一時停止 佐賀空港では陸自オスプレイの配備計画進む 市長「防衛省に事実確認と今後の対応を確認している」
アメリカ軍が輸送機オスプレイの飛行を一時、停止していることが分かりました。佐賀空港にオスプレイの配備計画が進む佐賀市は「防衛省に今後の対応を確認している」と明らかにしました。
アメリカ国防総省は9日、NNNの取材に対しアメリカ海軍が輸送機オスプレイの飛行を一時停止していることを明らかにしました。
アメリカメディアは11月20日、ニューメキシコ州の空軍基地で墜落寸前の事故を起こしたことを受け、海軍や海兵隊、空軍が飛行を一時停止したと報じています。
オスプレイをめぐりアメリカ軍は、去年11月に鹿児島県屋久島沖で起きた墜落事故で兵士8人が死亡した際も、飛行を停止しています。AP通信は、ことし11月のニューメキシコ州での事故は機体の金属部品の劣化が原因の可能性があり、日本で起きた事故との類似点があると指摘し「安全性が疑問視される中、新たな打撃となった」と伝えています。
佐賀空港では自衛隊のオスプレイの配備計画が進んでいて、佐賀市の坂井英隆市長は10日の市議会で「防衛省に対して事実確認と内容の詳細、今後の対応を確認している」と明らかにしました。