ことし8月、福岡市で軽乗用車が路線バスと正面衝突し、7歳と5歳の姉妹が死亡した事故についてです。11月5日、軽乗用車を運転していた母親が過失運転致死傷の疑いで書類送検されました。

ことし8月、福岡市早良区東入部の国道で軽乗用車が西鉄の路線バスと正面衝突し、軽乗用車の後部座席に乗っていた古賀優麗愛（ゆりあ）さん（当時7）と古賀麻里愛（まりあ）ちゃん（当時5）の姉妹が死亡しました。2人は付けていたシートベルトによって、 腹部を強く圧迫されていました。

また、軽乗用車を運転していた32歳の母親が左足に重傷を負ったほか、バスの乗客3人と運転手も軽いケガをしました。

この事故で警察は5日、母親が軽乗用車を運転中、前を十分に見ていなかったと判断し、過失運転致死傷の疑いで母親を書類送検しました。

調べに対し、母親は「カーナビを見ていた」と話し、容疑を認めているということです。