この時期恒例の「カピバラの湯」が4日、山梨市の万力公園にオープンし、2頭のカピバラが温かいお湯に気持ちよさそうにつかっています。

　万力公園の動物広場の一角に季節限定で登場したのは「カピバラの湯」です。

　カピバラは本来、南米に生息し寒さが大の苦手。そこで万力公園では母親の「ルーナ」と娘の「スピカ」、2頭のカピバラに快適に過ごしてもらえるよう毎年、お湯を用意しています。3連休最終日で公園内は多くの人でにぎわう中、ルーナとスピカはゆったりとお湯につかり、気持ちよさそうな姿を見せていました。

万力公園 福留花夏さん
「（お湯の温度は）45度～40度に設定している。カピバラの温泉を見ていただくことで（心）温まるような雰囲気になってもらいたいのと、2頭仲良く元気にケンカしたりしながらやっているのをぜひ見に来てもらえたらうれしいです」

　万力公園では今後、冬至に合わせてゆず湯に変えるなど、季節に合わせたお湯を用意するということです。「カピバラの湯」は土日・祝日限定で、午前10時半から午後3時ごろまで見ることができます。