5日午前、東京・目黒区で住宅6棟を焼く火事があり、現在も消火活動が行われています。

現場は、東急電鉄・中目黒駅から900メートルほどの閑静な住宅街です。発生から2時間ほどたちましたが、まだ煙が立ちこめていて焦げ臭いにおいもしています。規制線内から近くの住民が避難している様子や、衣類や燃えやすいものを外に持ち出す様子もみられました。

警視庁などによりますと、5日午前11時半ごろ、目黒区中目黒の2階建て住宅で、「一戸建てから煙が出ている」と目撃者から110番通報がありました。火は、この住宅や周辺の住宅のあわせて6棟、120平方メートルを焼き、現在も延焼中で、東京消防庁がポンプ車など36台を出動させて消火活動にあたっています。

この火事で、一時、住人とみられる1人が逃げ遅れているという情報がありましたが、その後無事が確認され、これまでにけが人はいないということです。

ただ、現場周辺では延焼の危険があるとして、周辺住民が避難しています。