都内で弾道ミサイル飛来想定の避難訓練
4日、東京都内で、弾道ミサイルの飛来を想定した住民参加の避難訓練が行われました。
東京都と品川区、内閣官房などが合同で実施した4日の訓練は国がミサイルの発射を知らせるJアラートを東京都などを対象に発出したという設定で行われ、地元住民らおよそ20人が「緊急一時避難施設」に指定されている都営地下鉄・戸越駅の構内に避難しました。
都によりますと、「緊急一時避難施設」はミサイルの爆風や破片から身を守るための施設で、現在、都内の駅や公共施設など4474か所が指定されているということです。
また、品川区内の公園では、ミサイルの一部が落下し化学物質による被害が出たことを想定して、救助や除染作業の手順が確認されました。
都の担当者は、Jアラートが発出された場合には、「逃げる・離れる・隠れる」という避難行動を取ってほしいと呼びかけています。
最終更新日:2025年2月4日 16:51