「信玄餅」の金精軒がカフェオープン 甲府・湯村温泉郷で空き店舗を活用 山梨
山梨県甲府市の湯村温泉郷に1日、「信玄餅」で知られる和菓子の金精軒がカフェをオープンしました。
湯村温泉郷の入り口にオープンしたのは、「湯村金精軒Cafe」です。“従来の金精軒らしくない店舗”をコンセプトに季節ごとに種類が変わる、この店でしか購入できない生どら焼きやソフトクリームが楽しめます。
今回の店舗は約30年前からシャッターが下りていた空き店舗を活用し、湯村温泉郷の再開発に関わる第1号店として店舗オープンにこぎつけました。
金精軒 小野光一 社長
「温泉街の入口なので、目を引かなければいけない存在だと思う。これから湯村の温泉街はまだまだリニューアルしていくが、山梨の中で最も歴史のある温泉街が復活してほしい。観光客に限らず、地元の人にもいいねと言ってもらえる街並みになればいいと思っている」
かつて太宰治など多くの文豪も滞在した湯村温泉郷。再開発のテーマは「浴衣でそぞろ歩きができる温泉街」だといいます。2025年度までに共同浴場やマルシェなどを整備する計画です。