久留米警察署は、大規模災害発生の恐れが高まった際に警察機能を移せるよう、ブリヂストンなどと協定を結びました。

久留米警察署が協定を結んだのは、久留米市と、地元に工場を持つタイヤメーカー「ブリヂストン」です。

この協定は、去年7月の大雨で久留米警察署周辺の道路が冠水し、パトカーの出動や業務が困難になったことなどを受けて締結されました。

大規模災害発生の恐れが高まった段階で、警察機能の一部や車両を速やかに移動できるよう、久留米市とブリヂストンがそれぞれの駐車場や会議室などを提供します。

■久留米警察署・末次敏男 署長
「毎年のように浸水被害が懸念されている。住民の安全・安心のために努めていきたい。」

ブリヂストン久留米工場の長沢明宏 工場長は、「もしもの時にも警察機能が維持できるよう協力したい」と話しました。