釣り人から譲られたフグを調理し食べて一時重篤に「無免許で処理されたものを食べないで・譲らないで」福岡
福岡県庁
釣り人が釣ったフグを譲り受け、自分で調理し食べた福岡県遠賀郡の男性がフグ毒で一時、重篤な状態になりました。現在は快方に向かっているということです。
福岡県によりますと、3月16日、福岡県遠賀郡の60代の男性が同じ場所で釣りをしていた人が釣り上げたフグを譲り受け、自宅で自ら、身、卵巣、肝臓を調理し午後7時ごろ、1人で食べました。
その後、17日午前0時半ごろから手足のしびれなどの症状が出たため、119番通報し病院に搬送されました。
男性は体のしびれや言語障害などの症状が出て入院し、人工呼吸器をつけるなど一時、重篤な状態となりましたが、現在は回復に向かっているということです。
福岡県は命の危険があるため、免許を持っていない人が処理したものを食べないよう呼びかけるとともに、釣ったフグを人に譲らないよう呼びかけています。