北九州市若松区のPCB無害化処理施設に最後の廃棄物を搬入 3月末に操業を終了へ 福岡
北九州市のPCB処理施設に最後の廃棄物
3月末に操業を終える北九州市若松区のPCB無害化処理施設に、1月31日、最後の廃棄物が運び込まれました。
31日午前、北九州市若松区の事業所にPCB廃棄物を積んだ車両が到着しました。有害な化学物質であるPCBは国際条約で2025年までの全廃が決まっています。
国はPCB処理のための特殊会社を設立し、若松区の事業所は2004年の操業開始以来20年間にわたって、全国の業者から届いたPCBを含む廃棄物の無害化処理を行ってきました。
31日に持ち込まれた廃棄物は2月中に処理を終え、若松区の事業所は3月末に操業を終えるということです。
今後のPCB廃棄物の無害化処理は、県外に残る施設で行われるということです。