28日のポイントは「不安定な空模様」です。上空の寒気の影響で雨雲が流れ込みやすく、雨が降ったりやんだりの天気です。

27日は冬型の気圧配置に変わり、九州北部の上空には強い寒気が流れ込んで、一段と寒くなりました。日中の最高気温は13℃前後、12月中旬並みでした。

午前10時ごろ、北九州市では冷たい雨になり、時折風も吹いて寒々しい一日でした。雨量は多い所で20ミリを超え、ザッと雨脚が強まりました。

また、午後2時ごろ宗像市で視聴者が撮影した映像には、氷の粒が映っていました。大気が不安定な状態が続いて、局地的に積乱雲が発達し、雨に混じってあられが降ったようです。この、大気の不安定な状態は、29日にかけて続く見込みです。

今後の予報です。27日夜から28日にかけても寒気に伴う雲が流れ込むため、断続的に雨となり、雷を伴うところがあるでしょう。日中の最高気温は14℃前後と、寒さが続くでしょう。

週間予報です。金曜日も冬型の気圧配置が続くため、雨が降りやすい天気となるでしょう。土曜日は寒気が弱まり、日曜日以降は雲が多めながら晴れ間が広がる見込みです。日中の最高気温は、平年並みか低い日が多いでしょう。