広島市西区の道路陥没事故 原因究明へ有識者が初会合
広島市西区で9月に発生した道路陥没事故について原因を調べる委員会の初会合が開かれました。
■広島市職員が委員に説明
「交差点を中心に30メートル×40メートル。深さは約2メートルに渡って陥没しました」
30日午後、広島市西区福島町の道路が陥没した現場を事故調査検討委員会の委員を務める有識者8人が訪れ、市の職員から説明を受けました。陥没事故は9月、市が発注した下水道工事の現場で発生。今も31世帯58人が避難生活を送っています。現場の視察後、委員会の初会合が開かれ、広島市の松井市長が事故原因の早期究明を求めました。
■広島市 松井一実市長
「(住民らが)一刻も早く元の生活に戻れるようにすること。残された工事をやり抜くのが使命と受け止めているところでです」
初会合では、事故が発生した瞬間の掘削機の動きの変化がデータで示されるなど事故の経緯が説明されました。次回の開催は未定で、市の調査を受けて決めることにしています。
(2024年11月30日放送)
最終更新日:2024年11月30日 18:08