知人男性を殺害・切断し遺体を遺棄したとされる男 検察が懲役20年求刑・広島市
広島市内の住宅で、知人の男性を殺害し、遺体を海に捨てたなどとされる男の裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。
「殺人」などの罪で起訴されているのは、広島市佐伯区の無職・渡部大地被告です。起訴状などによると、渡部被告は4年前、広島市内の祖母の自宅で知人の植木秀俊さんをブロックで殴って殺害。遺体を切断し、海に捨てるなどした疑いです。4日の裁判で検察側は「犯行は残忍で、被害者は惨殺された」と指摘。「被告は刑事責任を免れようと必死で、反省の態度がない」などとして懲役20年を求刑しました。一方、弁護側は、殺害と切断は第三者によるものとして無罪を主張。遺体の遺棄は認め、執行猶予付きの判決を求めました。判決は今月13日に言い渡されます。
【2025年3月4日 放送】
最終更新日:2025年3月4日 19:20