JR芸備線の再構築協議会「実証事業にダイヤ改正を」自治体側求める
JR芸備線のあり方を考える再構築協議会の幹事会が開かれ、今後の実証事業に芸備線のダイヤ改正を含めるかなどを協議しました。
再構築協議会の幹事会には沿線自治体やJRの担当者などが出席しました。協議会は一部区間をバスに転換するなどの実証事業を検討していて、沿線自治体は芸備線の増便やダイヤ改正も事業に含めるよう求めました。
■広島県 岡田浩二 地域政策局長
「ダイヤ変更がないと議論が進まないこともご理解いただきながら議論に参画していただきたい」
一方、JR側はダイヤの変更には様々な制約があるとして対応を明言しませんでした。
■中国運輸局 阪場進一 交通政策部長
「どこまでそれぞれが歩み寄れるのかが今後の課題になってくる。どういった調整案が可能なのかということを我々としても誘導しながら議論を進めることが必要」
再構築協議会は3月下旬に3回目の会合を開き、沿線住民へのアンケート調査結果などを報告するとしています。
【2025年1月29日放送】
最終更新日:2025年1月29日 18:59