新サッカースタジアムの『ここ』がすごいんよ! 街中にあって、距離が近くて、屋根が付いたからこそ サッカーを生活の中に取り込もう! 【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。2024年2月に開業が迫っている「新サッカースタジアム」のここがすごい!ポイントをお伝えします。
Eピース、そもそもどんな風にすごいん?!
「エディオンピースウイング広島」の略称が「Eピース」に決まりました。現在、工事で取りかかっているのは、芝を張る前の基盤整備という作業で、砂利や砂をまいて、芝を張る前の準備段階をしています。夏から続いており、11月中旬から、ついに芝が張られ始めます。
地図でEピース周辺を見ていくと、広島グリーンアリーナ(県立総合体育館)や旧市民球場跡地のHIROSHIMAゲートパーク、原爆ドームなど観光地や商業施設に近い場所にあることがわかります。
ここがすごい!<周辺との回遊性が向上>
Eピースのすごさをお伝えするために、サンフレッチェ広島に特別に、Eピースの500分の1サイズの模型をお借りしました。こちらの模型を見ると、まちなかスタジアムとして、どんなふうに周辺と交わっているのかがわかります。
広島城側(東側)からのペデストリアンデッキを通ります。橋桁もかかり、整備されているところです。外国人観光客も増えてきている今、広島城で観光をしたのち、サッカーを観戦する場合も行きやすくなります。
ここを通ると、HiroPa!(ひろぱ)という広場が広がります。
抜けると、Eピースの大屋根が見えます。
南側のグリーンアリーナ、旧市民球場跡地HIROSHIMAゲートパーク側にもペデストリアンデッキが通っています。この辺りは、イベントが多い場所なので、例えば、サッカー観戦後に、JTサンダーズやドラゴンフライズの試合観戦や、音楽ライブに行くこともできます。また、お買い物を楽しんだ後に、サッカー観戦することもできます。
今まであった地下道、地上のルートに加えて、イベントが行われる場所から、ペデストリアンデッキを通って周辺の施設行きやすくなることで、周辺との回遊性が向上します。街中のスタジアムとして、生活の中にEピースやサッカー観戦を取り入れていけます。
ここがすごい!<ピッチとの距離>
サンフレッチェ広島アンバサダーの森﨑浩司さんは、どこから見ても臨場感のあるスタジアムになるのは、間違いないと話しています。その理由は、2つあります。1つ目は、ピッチとの距離がわずか8メートル!
エディオンスタジアムのゴール裏の位置は、陸上用トラックがあるため、ピッチとスタンド最前列との距離はおよそ40メートル、メインスタンドとバックスタンドで30メートルあります。それに対して、Eピースは8メートルになります。選手たちの息づかいや、ボールを奪い合う激しい音や衝撃を、一緒に感じるられるスタジアムです。
また、メインスタンドとバックスタンドの各ブロックの1列目から3列目は、「プレーヤーズアイシート」といい、選手たちと同じ目線で観戦できる席です。
ここがすごい!<全席屋根付き>
2つ目の理由「全席屋根付き」についてです。エディオンスタジアムは、主にメインスタンドに屋根がありますが、Eピースは、バックスタンド側にも屋根がついており、観戦環境の差がほとんどありません。また、声援や応援もこの中で反響するので、迫力のあるサッカーを楽しむことができ、さらに、天候や日焼けを気にすることなく、快適に観戦することができます。どの席からも圧倒的臨場感で、それぞれの席の良さを感じながら、選手と一体になっているかのように、サッカー観戦を楽しめます。
森﨑さんがおすすめ!選手の応援方法
そして、森﨑さんに元選手目線で、おすすめの観戦方法も聞きました。メインスタンド側で観る場合、選手たちはスタンド席側を見る時間が長いため、選手の名前入りの応援グッズを身につけて、掲げて応援してほしいそうです。サポーターは12番目の選手で、たくさんエールをもらってきたので、ぜひ応援も楽しんで頂きたいとのことです。
【テレビ派 2023年10月20日放送】