カープ日南キャンプ 紅白戦で4番候補が躍動
終盤に入った日南キャンプ。10日の紅白戦では4番候補の新助っ人が躍動しました。
暖かな日差しが差し込んだ第2クール3日目。
先発候補の新助っ人、ドミンゲスがシートバッティングに初めて登板しました。
セットポジションから打者5人に対し28球。ヒット性の当たりを許さない、上々の内容に笑みを浮かべていました。
続いてマウンドに上がったのは2人のルーキー。
ドラフト3位の岡本は打者5人に18球を投げ、こちらもヒット性の当たりを許しません。
ドラフト2位の佐藤は伸びのあるストレートで田村から三振を奪うなど打者6人に対し21球。ヒット性の当たりを1本に抑えました。
■佐藤柳之介
「自分の持ち味であるストレート を多く投げたいと思っていたのでしっかり初球からストライクと ることができましたしファールもとることができたの で、よかったなと思います」
午後から行われた紅白戦では、4番候補の2人の新助っ人がその片鱗を見せます。
まずは白組4番に入ったファビアン。第1打席、3球目を捉え、強烈なセンター前ヒット。いきなり持ち味のコンタクト力をアピールします。
すると、こちらも黙っていません。
紅組4番のモンテロはチャンスで回ってきた第3打席、高めのボールをセンター前に運ぶタイムリー。勝負強さを見せつけました。
最も大きな歓声を浴びたのは、5年目の二俣でした。
7回、レフトポール際に飛び込むキャンプ第1号の2ランホームラン。
昨シーズン、プロ初ホームランを放った22歳がバットでアピールしました。