広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。広島駅ｅｋｉｅにオープンする「ポケモンセンターヒロシマ」と広場についてお伝えします。

広島市中区のそごう広島店本館６階にあるポケモン関連商品を取り扱うオフィシャルショップ「ポケモンセンターヒロシマ」が、広島駅のｅｋｉｅに４月頃にリニューアルオープンします。

移転先は、広島駅の新幹線改札口からほど近く、これまで書店があった場所です。国内外合わせて１８店舗あるポケモンセンターですが、どの店舗よりも改札に近い場所にできます。ポケモンは、老若男女問わず世界的に人気が高いため、改札のすぐそばで寄りやすい場所にオープンすることから、多くの外国人観光客にも喜ばれると思われます。

各ポケモンセンターには「シンボルポケモン」がおり、広島の店舗には「赤いギャラドス」がいます。通常の「ギャラドス」は青で、ポケモンの世界でも色違いのポケモンは出現していますが、色違いを「シンボルポケモン」として採用することは、珍しいそうです。担当者は「広島の皆さんにも親しんでもらいたい」と話していました。「ギャラドス」は、みずポケモン「コイキング」が進化したもので、高さ６．５ｍのかなり大きなポケモンです。ポケモンセンターヒロシマでは、等身大で登場するとのことです。

ポケモンセンター代表取締役社長の上郷頼臣（うえごう・よりおみ）さんは、国際観光都市・広島の玄関口に移転オープンすることに関して、「国内だけではなく、海外のお客様にも楽しんでもらいたい。あらゆる人々とポケモンとの出会いを創出して、楽しい駅の一助になれるよう尽力していく。そして、ポケモンセンターを目的に、広島に来てもらえるお店を目指したい。」と話していました。広島駅が、国内外から訪れるポケモンたちに会うための場所となり、広島の町全体の賑わいにつながっていくことが期待されます。

そして、新しい駅ビル「ミナモア」の開業まで２ヶ月余りとなりました。開業は、３月２４日です。この「ミナモア」の屋上・ソラモア広場の一角に「ギャラドス広場」がオープンします。全国初の店舗に近接する広場だそうです。

「ギャラドス広場」では、ポケモンの「ギャラドス」をモチーフにした滑り台などの遊具を楽しめます。この滑り台は、高さ３．５ｍのギャラドスの背中に実際に乗ったり、口から滑り出ることもできます。みずタイプの技「ハイドロポンプ」を繰り出している様子をイメージしており、ポケモンの世界に入り込んだように感じられます。

その他にも、「コイキング」がピチピチと跳ねているような遊具もあり、親子で一緒に楽しめるということです。「ギャラドス広場」は、「ミナモア」が開業する３月２４日から無料で利用できますが、当面は混雑回避のため事前予約制となります。詳細は、３月上旬に開設予定 の「ミナモア」公式ホームページでご確認ください。

そして、広島駅北口の至るところに、ポケモンセンターから飛び出したポケモンの姿を見ることができます。居眠りポケモン「カビゴン」が休んでいる様子をモチーフにしたベンチは、可愛らしくほっこりとしています。座りたくなるのはもちろん、外国人観光客など多くの人が、思わず写真を撮りたくなるスポットになりそうです。他にも、いろんなポケモンが、いろんな姿で登場する予定です。

中国ＳＣ開発の竹中靖社長は、「海外からも日本の文化に関する関心が非常に高まっている。広島駅に、日本を代表する存在と言えるポケモンに会いに来て、冒険してほしい。」と話していました。

３月２４日には「ギャラドス広場」が、４月頃には「ポケモンセンターヒロシマ」がオープンします。みんなも広島駅で、ポケモンゲットだぜ！