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高架の場合の建設費は約180億円 JR車両基地移転の概算費用について県が中間結果公表【徳島】

2024年9月6日 18:45
高架の場合の建設費は約180億円 JR車両基地移転の概算費用について県が中間結果公表【徳島】
徳島県は新たなまちづくり構想で検討している、JR徳島駅北口開発に伴う車両基地の移転について9月6日、概算費用の中間結果を公表しました。

県が打ち出している徳島市中心部の新たなまちづくり構想では、JR徳島駅北側の車両基地を移転し、駅北側に新たなにぎわいを創出する公園などの開発が検討されています。

構想では車両基地の移転先として、旧文化センター跡地が検討されていて、調査を進めている県では車両基地の移転は技術的には可能と県議会6月定例会で報告していました。

県の中間報告では、移転先の車両基地を高架にした場合の建設費は約180億円で、工期は5年から6年としています。

盛土で1.5メートルの高さとした場合は約150億円で、工期は3年から4年としています。

いずれも、鉄道の高架化にかかる費用は含まれていません。

また、2006年に計画されていた花畑踏切から文化の森駅周辺までの4.7キロの鉄道高架と、地蔵橋駅南側での車両基地移転の場合は、建設費用は約800億円との試算も出ました。

計画当初は500億円と算出されていましたが、資材費、物価等の値上がりから、当初より300億円以上値上がりするとのことです。

県は、今後旧文化センター跡地に車両基地を移転した上で、花畑踏切から文化の森駅までの4.7キロの鉄道高架を合わせた建設費の調査を進め、試算を県議会11月定例会で発表する方針です。
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