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大阪・関西万博の会場を視察 関西広域連合9府県の知事らが工事の進捗状況確認【徳島】

2024年5月23日 18:25
大阪・関西万博の会場を視察 関西広域連合9府県の知事らが工事の進捗状況確認【徳島】
2025年4月に開幕する「大阪・関西万博」の会場を5月23日、関西広域連合の知事らが視察しました。

現地で取材した小喜多記者のリポートです。

(小喜多記者)
「私は今、2025年4月から始まる大阪関西万博の会場である、大阪市の人工島「夢洲」に来ています。
 こちらにあるのが、万博のシンボルと言われている木造建造物、万博リングです」

万博リングは1周約2キロ、日本の伝統的な工法を用いて作られていて、完成すれば木造建築物としては世界最大級になるということです。

そんな大阪関西万博会場の全体の広さは約155ヘクタールです。

(小喜多記者)
「この万博リングの外側の一角にあるこちらが、関西パビリオンと呼ばれる場所です。
 まだ骨組みだけしかできていませんが、その中には徳島の魅力をPRする徳島パビリオンが
 設置される予定です」

関西パビリオンには9つの府と県が、それぞれの魅力を発信するブースを出展します。

23日は、徳島県の志田敏郎副知事をはじめ、9府県の知事らが会場を訪れ、建設の進捗状況などを視察しました。

徳島ブースは広さは126平方メートル、約2億1500万円をかけて県が整備します。

内装は阿波藍のブルーを基調とし、県産の木材や和紙などを使って仕上げられます。

県内の観光スポットの映像が映し出され、来場者が実際に観光地を訪れたかのようなバーチャル体験ができるということです。

2024年9月には、パビリオンが完成する予定で、そこから各ブースの内装工事に取り掛かります。

(小喜多記者)
「万博の工事が少し遅れ気味という指摘もありますけど、徳島パビリオンへの影響は?」

(志田敏郎副知事)
「この関西パビリオについては、9月くらいには完成する予定ですので十分、
 来年4月のオープンには関西パビリオンも徳島ブースも仕上がりますので、
 そこはご安心いただきたいと思います」
「徳島の観光とか、歴史文化現地で味わってみようという思いになっていただいて、
 足を伸ばしていただく、そういう取り組みに力入れたいなと思っています」
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