徳島県内の版画作家らの作品を集めた版画展が、10月31日から徳島市の阿波銀プラザで始まりました。

この版画展は、徳島県内の版画作家グループ「徳島版画」が、版画の魅力を多くの人に知ってもらおうと、毎年開催しています。

会場には、会員31人による作品78点が展示されています。

徳島市の栗岡良平さんの作品は、点のひとつひとつをくぎで打ち仕上げる「くぎ打ち法」で描いた作品です。

立体感と、子どもの寝姿が優しく表現されています。

徳島市の天野和子さんの作品は、ケイトウの花を自由奔放な赤い線で表現、また緑と赤を強調した色彩が美しく、大胆にケイトウを描いています。

この徳島版画展は11月4日まで、徳島市の阿波銀プラザで開かれていて、3日には版画の実演会も行われます。