「県こども計画」計画素案示す 県が5年間かけ取り組む施策の中身は?【徳島】
県が2025年度から5年間かけて取り組む「県こども計画」の策定に向けた2回目の会議が10月30日、県庁で開かれ、計画の素案が報告されました。
「県こども計画」は、子どもが幸せに過ごせる社会の実現を目指し、県が2025度から5年間にかけて取り組む施策です。
30日は、県の担当者が計画の素案を報告しました。
素案では、子どもの権利を大切にすることや、子育て支援を充実することなど6つの目標が掲げられていて、ヤングケアラーをみつけ支援を受けられるようにする、子育ての悩みを相談できる場所を増やすなどといった、具体的な取り組み方針が盛り込まれています。
委員からは「子どもだけの会議を開いて、子どもが意見を言える機会を設けてほしい」「子どもの権利について教育現場で教えたり、実際に行使できる経験が重要」などの意見が出ました。
県は今後、計画素案に対するパブリックコメントを実施したり、インターネットなどを通じてこどもの意見を集めたりする予定です。