8月1日夕方、徳島県の徳島市と阿南市で相次いで事故があり、70代の女性1人が死亡、70代の女性1人が意識不明の重体となっています・

（渡辺大世記者）
「この県道の交わる信号機のある交差点で、軽トラックが横断中の自転車をはねたということです」

警察によりますと、8月1日午後6時20分ごろ、徳島市八万町川南の交差点で、近くに住む77歳の女性が自転車に乗って道路を横断中、交差点を右折してきた鳴門市の64歳の男性が運転する軽トラックにはねられました。

この事故で、女性は頭の骨を折るなどして徳島市内の病院に運ばれましたが、8月2日午後3時20分ごろ、亡くなりました。

軽トラックを運転していた男性は「自転車に気づかなかった」と話しているということで、警察が事故の原因を調べています。

またこの日は、阿南市でも事故がありました。

事故があったのは、阿南市見能林町塩屋の国道55号です。

警察によりますと、午後6時半過ぎ、近くに住む75歳の女性が自転車を押して道路を横断中、帰宅途中の阿南市に住む77歳の女性が運転する普通乗用車にはねられました。

この事故ではねられた女性は、顔から出血していて小松島市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。

現場は、信号機も横断歩道もない片側2車線の見通しのいい場所で、こちらの事故についても警察が原因などを調べています。