判決は懲役8年6か月 女性の首などを刃物で刺したとして殺人未遂などの罪に問われている男の裁判【徳島】
2023年11月、徳島県阿南市の市営住宅で、女性の首などを刃物で刺したとして殺人未遂などの罪に問われている男の裁判で、12月9日、徳島地裁は男に懲役8年6か月の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は、阿南市宝田町の自営業の59才の男が2023年11月、阿南市宝田町の市営住宅で、当時57歳の知人女性の首などを殺意をもって、果物ナイフで切りつけるなどしたとして、殺人未遂の罪などに問われています。
これまでの裁判で弁護側は、「脅すつもりで振ったナイフが、被害者に当たった。殺すつもりはなかった」などと主張し、殺意の有無が争点になっていました。
この日の判決公判で、徳島地裁の髙橋孝治裁判長は、男が追撃が可能なのに、被害者にトドメをさしておらず、犯行後、目撃者に救急車を呼ぶように言った点などから、「確定的な殺意があったとは言えない」としました。
一方で、「死亡する危険性を認識しながら、それでも構わないと考えて犯行に及んだ」として、「未必の殺意」を認定し、懲役8年6か月の実刑判決を言い渡しました。
弁護側は取材に対し、「控訴する意向」とコメントしています。
この裁判は、阿南市宝田町の自営業の59才の男が2023年11月、阿南市宝田町の市営住宅で、当時57歳の知人女性の首などを殺意をもって、果物ナイフで切りつけるなどしたとして、殺人未遂の罪などに問われています。
これまでの裁判で弁護側は、「脅すつもりで振ったナイフが、被害者に当たった。殺すつもりはなかった」などと主張し、殺意の有無が争点になっていました。
この日の判決公判で、徳島地裁の髙橋孝治裁判長は、男が追撃が可能なのに、被害者にトドメをさしておらず、犯行後、目撃者に救急車を呼ぶように言った点などから、「確定的な殺意があったとは言えない」としました。
一方で、「死亡する危険性を認識しながら、それでも構わないと考えて犯行に及んだ」として、「未必の殺意」を認定し、懲役8年6か月の実刑判決を言い渡しました。
弁護側は取材に対し、「控訴する意向」とコメントしています。
最終更新日:2024年12月9日 19:50