夫婦で名字を同じにするか別にするか選べる「選択的夫婦別姓」制度についての勉強会が、11月22日に徳島市で開かれました。

徳島弁護士会が開いた「選択的夫婦別姓」制度勉強会には弁護士や地方議会の議員、それに報道関係者ら約50人が参加しました。

講師は香川県の弁護士で選択的夫婦別姓導入に向けた活動を行う佐藤倫子さんです。

佐藤さんは、結婚で名字を変える女性が9割以上であることや、離婚して旧姓に戻した場合にプライバシーが公になること、それに銀行口座や税金の手続きなどでは旧姓が使用できないといった問題点を指摘しました。

また、世界で日本だけが、法律で夫婦が同じ名字を名乗ることを義務付けられていることも話しました。

参加者は真剣に耳を傾け、制度について理解を深めていました。