徳島県内外の書家でつくる書道グループ「光輪社」の作品展が、2月28日から、徳島県立文学書道館で開かれています。

「光輪社」は、徳島県出身の書道家・故 勝瀬景流さんの門下生で作る書道グループで、日ごろの成果を見てもらおうと毎年、開いています。

会場には、会員たちが書いた和歌など59点のほか、文化勲章も受章した勝瀬さんの師・故 高木聖鶴さんの作品も展示されています。

勝瀬景流さんの作品は、現代的な感覚を取り入れ、自分の精神を力強く表現しています。

百人一首から2首を選んだ高木聖鶴さんの作品は、わびの精神を細い線にこめ、余白を用いて空間の美しさを表現しています。

この作品展は3月2日まで、徳島市の県立文学書道館で開かれています。