民間の信用調査会社のまとめによりますと、6月、県内の企業倒産は5件で6月としては過去10年で2番目に多くなりました。

東京商工リサーチ徳島支店によりますと6月、県内の企業倒産は、前の年の同じ時期と比べて3件多い5件でした。

これは、6月としては過去10年で、2番目に多い件数です。

負債総額は2億6500万円で、前の年の同じ時期と比べて2億円多くなっています。

業種別ではサービス業が2件、建設業、小売業、情報通信業がそれぞれ1件でした。

倒産の原因は販売不振が4件と、既往のシワ寄せが1件でした。

東京商工リサーチ徳島支店は「夏ごろにむけて、コロナ禍での無利子・無担保で貸し付けを行ういわゆるゼロ・ゼロ融資の返済目途がたたない企業の倒産が続く」と分析しています。