「園児に感情的に大きな声で注意」菊陽町の認可保育園で不適切な保育疑い 県と町が指導
菊陽町などによりますと今年3月末、保育園の関係者から町に「不適切な保育が行われている」と通報がありました。通報を受けて、熊本県と菊陽町は6月から7月にかけて保育園の全職員にヒアリングを行い、園内の監視カメラを確認しました。
その結果、これまでに職員が園児に対し感情的に大きな声で注意する様子や、配慮のない言葉遣いなど、「不適切な保育と疑われる事案が複数回あった」ということです。県と町は7月19日、保育園を運営する社会福祉法人に対し、職員への研修などを行うよう指導したということです。
保育園を運営する社会福祉法人の理事長は、KKTの取材に対し「原因や背景としっかり向き合い、今後も研修を行って全職員で再発防止に努めていく」と話しています。